4. 【日本】PLaMo 3.1 Prime公開 — 100万トークン60円、Deep Researchにも対応
発表・提供開始:10月27日|新モデル
日本のPreferred Networksが、国産LLM「PLaMo 3.1 Prime」を公開しました。
今回のモデルでは、Web検索とDeep Researchに対応。調査計画の作成から情報収集、分析、出典付きレポートの生成まで自動実行できます。
オンプレミス環境でもDeep Researchを利用でき、閉域ネットワーク内の社内文書だけを対象にした調査も可能です。
また、事実性・忠実性を改善し、ハルシネーション関連の8ベンチマークで前モデルから平均約15%のスコア改善を報告しています。
なぜ重要か
国産LLMが、海外モデルに依存せずに業務用AIエージェントを構築できる選択肢になってきたためです。
特に、APIの低価格とオンプレミス運用への対応は、国内企業の導入で重要な要素です。
API・料金
| 項目 | PLaMo 3.1 Prime |
|---|---|
| モデルID | plamo-3.1-prime |
| コンテキスト長 | 262,144トークン |
| 最大出力 | 20,480トークン |
| 入力料金 | 60円 / 100万トークン |
| 出力料金 | 250円 / 100万トークン |
| Web検索 | 対応 |
| Deep Research | 対応 |
| 推論モード | ON / OFF切替 |
| 無料プラン | あり |
APIはOpenAI互換のChat Completions形式を採用しています。
textPOST https://api.platform.preferredai.jp/v1/chat/completions既存のOpenAI SDKやLangChainから接続できます。
技術的に興味深い点
PLaMo 3.1 Primeでは、推論モードと非推論モードを1つのモデルに統合しています。
さらに、Speculative DecodingとKV Cacheの低ビット量子化を導入しました。
PFNによれば、非推論モードでは出力トークン数を約90%削減し、処理速度はPLaMo 3.0 Primeの1.7倍になっています。
ただし、これはPFNの評価条件での結果です。
料金・データ保護の注意点
Web検索とDeep Researchには、トークン料金とは別に検索料金が発生します。
Standardプランでは、2027年1月31日まで検索1回2円です。
Deep Researchは通常15〜25回程度の検索を行うため、検索料金だけで約30〜50円が目安になります。
また、無料プランでは入力・出力が保存され、モデルの学習に利用されます。
Standardプランの通常APIはZDRに対応しますが、Web検索では検索クエリが外部サービスへ送信されます。機密データを扱う場合には、機能ごとの条件を確認する必要があります。